固定コード錠 ヘルプ
概要
固定コード錠は、テンキーなど 暗証番号が変わらないロック のことです。この画面では、施設に実際に設置されているロックとその暗証番号を UnlockOS に登録します。
登録すると、そのロックをチェックイン設定の入口ロックとして選べるようになり、ゲストのチェックイン画面に暗証番号が表示されます。
KEYVOX のようなクラウド API を持つスマートロックとは、次の点が根本的に異なります。
| スマートロック(KEYVOX など) | 固定コード錠 | |
|---|---|---|
| 番号を決めるのは | UnlockOS(チェックインのたびに発行) | 施設(ロック本体に設定した番号) |
| UnlockOS がすること | ロックに番号を発行・失効させる | 施設が設定済みの番号を記録するだけ |
| 退去後の鍵 | 自動的に失効する | 失効しない |
| ゲストに出せる鍵 | QR コード / PIN コード / 解錠ボタン | PIN コードのみ |
UnlockOS からロック本体を操作することはありません。実際のロックの番号を変えられるのは、現場でロックを操作する人だけです。
アクセス方法
接続設定 → 外部連携 → 固定コード錠 カード
- 操作には 施設オーナー以上 の権限が必要です。それ未満の権限で開くと「固定コード錠の管理は施設オーナー以上の権限が必要です。」と表示されます。
- 登録・編集・削除ができるのは この画面だけ です。チェックイン設定やロック割り当ての画面から追加することはできません。
- KEYVOX の設定は ロック接続 の画面で、こちらとは別に管理します。
この錠の鍵は失効しません
画面の上部には常に「退去後もこの番号で開きます」という注意が表示されます。これはこの機能でもっとも重要な性質です。
- 暗証番号はゲストの滞在が終わっても変わりません。退去したゲストは番号を覚えている限りドアを開けられます。
- アクセスを止める方法は 1 つだけです — 実際のロックの番号を現場で変更し、その後この画面の登録も新しい番号に更新すること。
- UnlockOS 側で「鍵を失効させる」操作はできません。チェックアウトしても番号は無効になりません。
不特定多数が入れ替わる用途(短期の宿泊など)では、番号を定期的に変更する運用とあわせて使ってください。共同玄関・コワーキングの共用扉など、もともと利用者全員が同じ番号を知っている扉に向いています。
登録一覧の見かた
登録済みのロックが一覧で表示されます。
| 表示項目 | 説明 |
|---|---|
| ロックの名前 | 登録時につけた名前(例: 共同玄関) |
| 暗証番号 | 既定では伏せ字。「表示する」で開き、「隠す」で戻ります |
| 最終変更 | 暗証番号を最後に変更した日付。まだ変更していない場合は「最終変更: 不明」 |
| 使用中 | このロックを入口ロックとして使っているチェックイン設定などの一覧 |
「最終変更」は、番号を変えずに長く使い続けていないかを確認するための表示です。前回の変更から時間が経っているロックは、番号の変更を検討してください。
ロックを登録する
- 「固定コード錠を追加」をクリックする
- ロックの名前 を入力する(例: 共同玄関)
- 暗証番号 に、実際のロックに設定されている番号を そのまま 入力する
- 「保存」をクリックする
暗証番号は 4〜10 桁の数字 です。
入力するのは「実物の番号」です。 UnlockOS が番号を決めるわけではありません。ロックが
1234に設定されているなら1234と入力してください。UnlockOS は入力された番号の強さを判定したり、他のロックと重複していないかを確認したりはしません。複数の扉が同じ番号であることも珍しくないためです。
暗証番号を変更する
現場でロックの番号を変更したら、この画面の登録も同じ番号に更新します。
- 対象のロックの「編集」をクリックする
- 暗証番号を新しい番号に書き換えて「保存」をクリックする
- 確認ダイアログが表示されるので、内容を読んでから「保存」をクリックする
確認ダイアログには、その番号を表示している予約とチェックインの件数が出ます(「発行済みの予約 N 件・滞在中のチェックイン M 件の表示を新しい番号に更新します。」)。保存すると、これらのゲストがアプリで見る番号が新しい番号に切り替わります。
更新されないもの
- すでに送信済みのメール・LINE の番号は書き換わりません。 通知は送信した時点の内容で届いているため、後から書き換えることはできません。古い番号が書かれたメールを見ているゲストがいる場合は、個別に連絡してください。
- 実際のロック側の番号も自動では変わりません。先に現場でロックの番号を変更してから、この画面を更新してください。
登録を削除する
「削除」をクリックすると確認ダイアログが表示されます。
- 使用中のロックは削除できません。 チェックイン設定などで入口ロックとして選ばれている間は削除ボタンが無効になり、「このロックは使用中のため削除できません。先に割り当てを外してください。」と表示されます。先に該当のチェックイン設定からロックの選択を外してください。
- 削除しても実際のロックの番号は変わりません。 登録が UnlockOS から消えるだけです。番号を無効にしたい場合は、現場でロックの番号を変更してください。
チェックイン設定で使う
登録したロックは、チェックイン設定 の「鍵設定」で入口ロックとして選べます。
- 入口ロックのドロップダウンは 「スマートロック」 と 「固定コード錠」 の 2 つの見出しに分かれて表示されます。
- 固定コード錠を選ぶと、鍵の表示タイプは「PIN コード」だけ になります。QR コードと解錠ボタンは、このロックでは出せないため選択できません。
- 固定コード錠は出口ロックのドロップダウンには表示されません。 入口と出口が同じ番号なので、退室用の鍵という概念が成立しないためです。
- ロックを選び直すと、そのロックが出せる鍵の種類に合わせて鍵の表示タイプが自動的にセットし直されます。
ゲストに表示されるもの
固定コード錠を入口ロックにしたチェックイン設定では、ゲストのチェックイン画面に 暗証番号だけ が表示されます。
- QR コードは表示されません
- 有効期限のカウントダウンも表示されません。 この鍵は失効しないためです
鍵の表示画面全般については アクセスキー表示 を参照してください。
エラーが出たとき
| 表示されるメッセージ | 意味 | 取るべき行動 |
|---|---|---|
| 暗証番号を変更できませんでした。登録は変更されていません。 | 発行済みの鍵への反映に失敗し、登録も保存されていません | 何も変わっていない状態です。もう一度お試しください |
| 発行済みの鍵は新しい番号に更新しましたが、登録の保存に失敗しました。 | ゲストの画面には新しい番号が出ているが、この画面の登録が古いままです | 同じ内容でもう一度保存してください。 放置すると画面の表示とゲストの番号がずれます |
| 使用中かどうかを確認できなかったため、操作を中止しました。 | 使用中の確認ができなかったため、安全のため操作を止めました | 時間をおいてもう一度お試しください |
| 登録一覧を取得できませんでした | 一覧の読み込みに失敗しました | 「再試行」をクリックしてください |
よくある質問
Q: 「固定コード錠」のカードが外部連携ページに表示されません
A: card_fixed_code フィーチャーフラグで制御されています。本番環境ではまだ有効化されていません(ステージングでのみ有効)。利用をご希望の場合はサポートにお問い合わせください。
Q: 弱い番号(0000 や 1234)を登録しようとしても止められません
A: 仕様です。この画面は 実際のロックに設定されている番号を記録する ための画面で、UnlockOS が番号を決めているわけではありません。弱い番号の登録を拒否しても、ドアは同じ番号のまま開いてしまい、現実を記録できなくなるだけです。番号の強さは、ロック本体の番号を変更することで改善してください。
Q: 複数のロックに同じ暗証番号を登録できますか
A: できます。重複のチェックは行っていません。実際の施設では複数の扉が同じ番号ということも珍しくないためです。
Q: チェックアウトしたゲストの鍵を失効させたい
A: この錠では できません。暗証番号は物理的にロックに設定された値なので、無効化する手段は現場でロックの番号を変更することだけです。滞在ごとに鍵を失効させたい場合は、KEYVOX などのスマートロックをご検討ください(ロック接続)。
Q: 番号を変更したら、ゲストに送ったメールの番号も変わりますか
A: 変わりません。送信済みの通知は書き換えられないため、古い番号を見ているゲストには個別に連絡してください。アプリ(予約画面・チェックイン画面)に表示される番号は新しい番号に切り替わります。
Q: 出口ロックに固定コード錠を選べません
A: 仕様です。固定コード錠は入口と出口が同じ番号になるため、退室用の鍵を別に発行できません。出口ロックには KEYVOX などのスマートロックを指定してください。
Q: 鍵の表示タイプで QR コードを選べません
A: 選択中のロックが QR コードを出せないためです。QR コードが必要な場合は、入口ロックにスマートロックを指定してください。