チェックイン セットアップガイド(はじめから本番運用まで)

本ガイドは シナリオ形式で最初に読むべきマニュアル です。チェックイン(当日のセルフ入室・ウォークイン受付)を初めて設定する方は、まずこのページを上から順にたどってください。

設計思想について: UnlockOS のチェックインは、「料金プラン × スマートロック × 支払いタイミング × 収容人数」をひとつの チェックイン設定 にまとめ、その設定を URL(フロントのQR / キオスク / 会員アプリの SpaceCard / Go ポータル) から起動する仕組みです。予約を経由しない ウォークイン(飛び込み) から、予約・会員のセルフチェックインまで、同じチェックイン設定が土台になります。本ガイドの手順は、この前提に立って組み立てられています。


全体像(8ステップ)

チェックイン受付を開始するには、おおむね以下の順序で設定します。前のステップに依存するものが多いため、 番号順に進める ことを強く推奨します。

[1] KEYVOX連携 ─────────┐
[2] 基本設定(Slug / ロック割当)
                        │
[3] プラン作成 ─────────┼──→ [4] チェックイン設定 ──→ [8] テストチェックイン
                        │         ├ 鍵設定(入口/出口) │
                        │         ├ 鍵の表示タイプ       │
                        │         ├ 支払いタイミング     │
                        │         └ 収容人数管理         │
                        │                                │
[5] チェックインフォーム(任意)─────────────────────────┤
[6] チェックインURL・キオスクの用意 ─────────────────────┤
[7] 連携予約のフォーム設定(任意)───────────────────────┘
# ステップ 必須 / 任意 目安時間 依存
1 KEYVOX連携 必須(鍵を発行する場合) 5分 なし
2 基本設定(Slug / 部屋・ロック割当) 必須(鍵を発行する場合) 20〜40分 1(ロック割当のみ)
3 プラン作成 必須 10〜30分 なし
4 チェックイン設定の作成 必須 15分 1, 3
5 チェックインフォーム 任意 10分 4
6 チェックインURL・キオスクの用意 必須 10分 4
7 連携予約(iCal / Google カレンダー / PMS)のフォーム設定 任意 10分 4, 5
8 テストチェックイン 必須 10分 1〜4(および任意で5, 6, 7)

合計目安: 70分〜2時間(規模により変動)


ステップ1: KEYVOX連携

目的

UnlockOS が施設のスマートロックを操作できるようにします。これによりチェックイン時に 鍵の自動発行(QR / PIN / リモート解錠)が可能になります。

鍵を発行しない(受付のみ・料金計算のみ)チェックインは本ステップをスキップできます。その場合はステップ2の「ロック割当」もスキップでき、チェックイン設定は「鍵無しチェックイン」モードになります。

前提

  • KEYVOX のアカウントを持っていること
  • KEYVOX ダッシュボード側で対象施設の場所(Place)とドアが登録済みで、ロックデバイスが紐付けられていること

手順

  1. メインアプリ左メニューから アプリ連携 を開く
  2. 画面上部のタブから KEYVOX を選択
  3. KEYVOXでログイン をクリックし OAuth 認証を完了
  4. 認証後、登録済みのロックデバイスが場所(Place)ごとに一覧表示されることを確認

確認

  • 「KEYVOXロックシステム」カードに 「接続済み」 のラベル
  • 各ドアに UnitID が振られている

詳細


ステップ2: 基本設定(Slug / 部屋・ロック割当)

目的

施設の Slug(URL識別子)を設定し、KEYVOX のロックをチェックイン設定で選べるようにします。

Slug はチェックインURL(checkin.unlockos.io/{slug})や Go ポータル(go.unlockos.io/{slug})のベースになります。鍵を発行しない施設でも、URL 配布のため Slug は設定してください。

前提

  • Slug の設定は前提なし
  • ロック割当はステップ1(KEYVOX連携)が完了していること

手順

  1. メインアプリのメニューから 基本設定 を開く
  2. 施設基本設定 タブの 各種アプリURL 欄に希望の Slug を入力(英小文字・数字・ハイフン、3文字以上)。緑のチェックマーク(✓)が出れば使用可能。保存
  3. 鍵を部屋単位で発行する場合は、部屋 タブ →(部屋タイプ / 部屋一覧)で部屋を登録し、ロック割り当て サブタブで各部屋に KEYVOX ロックを紐付け

チェックイン設定の「入口ユニット」と部屋の「ロック割当」の違い: チェックイン設定で選ぶ 入口ユニット は、そのチェックイン設定で行う ウォークイン(当日)チェックイン に使う共通の鍵です。予約(連携予約含む)のゲストには、それとは別に 予約に割り当てられた部屋の鍵 が発行されます。詳細はステップ4の注記を参照。

確認

  • Slug 入力欄の下に アプリURL一覧パネルcheckin.unlockos.io/{slug} / go.unlockos.io/{slug} + QRコード)が表示される
  • ロックを発行する場合、各部屋のステータスが 「割り当て済」 になっている

詳細


ステップ3: プラン作成

目的

チェックイン設定に紐づける 料金プラン を作成します。チェックインでは予約可能プラン(時間課金 / 宿泊 / 時間帯別)に加え、施設内課金専用プラン(一日固定 / 固定+超過 / ワンタイム)も利用できます。

前提

  • 有料の場合は Stripe連携が完了していること(ロック接続(Stripe)
  • 無料利用(支払いなし)の場合は前提なし

手順

  1. メインアプリ左メニューから プランリストプラン タブ
  2. 右上の 新規作成 をクリック
  3. プラン名・説明・料金プラン種別・料金を入力
  4. 右側の シミュレーション パネルで料金計算を確認
  5. 保存

曜日別・祝日料金について: 一日固定 / 固定+超過 / ワンタイム の各プランは 平日 / 週末 / 祝日 のタブごとに料金を設定でき、祝日は施設の所在国の祝日データから自動判定されます(施設の所在国が未設定の場合は祝日判定が行われません)。

チェックイン時に提示・請求される初回金額(デポジット/入館料)の曜日判定は、施設のタイムゾーンの日付で行われます。以前はサーバー時刻(UTC)基準だったため、日本時間の深夜〜早朝(0:00〜9:00頃)のチェックインが前日の曜日で判定されていました。深夜帯の入館が多い施設や、祝日タブを設定済みの施設は請求額が変わります。 詳細は 料金プラン設定 — 曜日・祝日による料金の決まり方 を参照してください。

確認

  • プランリストに作成したプランが種別バッジ付きで表示される

詳細

設計のコツ: ゲストにプランを選ばせる場合は プラングループ、1プラン固定なら 個別プラン を使います(ステップ4で選択)。


ステップ4: チェックイン設定の作成

目的

料金プラン・スマートロック・支払いタイミング・収容人数を ひとつのチェックイン設定 にまとめます。 本ガイドの中心となるステップ です。

前提

  • ステップ3でプランを作成済み
  • 鍵を発行する場合はステップ1(KEYVOX連携)が完了

手順

  1. メインアプリ左メニューから チェックインリスト を開く
  2. 右上の 新規作成 をクリック
  3. 基本情報: チェックイン設定名・説明・通貨を入力
  4. プラン設定: プラン選択タイプ(個別プラン / プラングループ)を選び、適用するプラン(またはグループ)を選択
  5. 鍵設定: 入口ユニット / 出口ユニット を選択(下記「4-1」参照)
  6. 鍵の表示タイプ: QR / PIN / 解錠ボタン から選択(下記「4-2」参照)
  7. 支払い設定: 支払いタイミング・デポジットを設定(下記「4-3」参照)
  8. 収容人数管理: 最大収容人数・混雑率表示などを設定(下記「4-4」参照)
  9. 保存

作成後、チェックインID(ic-xxxxxxxx)が振られます。

4-1. 鍵設定(入口 / 出口ユニット)

  • 入口・出口の 両方を未選択 にすると、自動的に 「鍵無しチェックイン」 モードになります(鍵UIは表示されず、料金計算のみ)。
  • 入口または出口の どちらか1つでも選択 すると、鍵の表示タイプが最低1つ必須になります。

注意 — 連携予約(iCal / Google カレンダー / サイトコントローラー)について: ここで設定した入口・出口ユニットは、カレンダーやサイトコントローラーから取り込んだ 連携予約には適用されません。連携予約のゲストには常に その予約に割り当てられた部屋の鍵(部屋自身のロック)が事前に発行されます。このユニット設定は、このチェックイン設定で直接行う ウォークイン(当日)チェックイン にのみ影響します。

4-2. 鍵の表示タイプ

種類 説明
QR コード スマートフォンに QR を表示してドアを解錠
PIN コード 数字の暗証番号を表示して解錠
解錠ボタン(リモート解錠) ボタンをタップして遠隔で解錠(ユニットに lock device が紐付いている場合のみ選択可)
  • ロックを初めて選択すると自動的に「QR コード」がセットされます。
  • 「解錠ボタン」がグレーアウトする場合は、アプリ連携 で該当ユニットに lock device を紐付けてください。

4-3. 支払い設定

選択肢 説明
後払い チェックアウト時に精算
前払い チェックイン時に全額支払い
前払い+後払い デポジットを前払いし、残額をチェックアウト時に精算
支払いなし 料金が発生しない(無料利用など)
  • デポジット前払い表示金額(デポジットと表示を分けたい場合)も設定できます。
  • 時間課金プランでは 課金単位(15 / 30 / 60分)と 端数処理(切上/切下/四捨五入)を設定できます。

4-4. 収容人数管理

項目 説明
最大収容人数 同時利用の上限(1〜999)
混雑率リセット時間 カウントをリセットする時刻
混雑率を表示 ゲストに現在の混雑状況を表示
満室で新規チェックイン停止 上限到達で新規をブロック

注意: 混雑率は このチェックイン設定単位の合算値 です。物理的に分かれた空間(男性/女性サウナ、A棟/B棟等)を1つのプラングループで束ねると混雑率がミスリードになります。物理空間が分かれる場合は 別々のチェックイン設定 を作成してください。

確認

  • チェックインリストに作成した設定が表示され、チェックインID(ic-xxxxxxxx)が振られている
  • プラン・入口/出口鍵・支払い・通貨・デポジットが想定通り

詳細


ステップ5: チェックインフォーム(任意)

目的

チェックイン時に 宿泊者情報(氏名・住所・国籍・本人確認書類など)を入力させるフォームを紐付けます。

フォームはチェックインに必須ではありません。必要な場合のみ設定してください。

前提

  • ステップ4でチェックイン設定を作成済み
  • フォーム自体は フォーム ページで作成(フォーム管理

手順(既定のチェックイン設定にフォームを紐付ける)

  1. 予約管理チェックイン タブ → チェックイン設定一覧
  2. 既定 バッジのある設定カード内の チェックインフォーム ピッカーからフォームを選択して保存
  3. 既定を変えたい場合は別カードの 既定にする をクリック(ピッカーも移動します)

フォームピッカーは「既定」のチェックイン設定にのみ表示されます。

フォームの適用優先順位(重要)

予約の発生源 使用されるフォーム
オンライン予約(予約サービス) そのプランに紐付いたフォーム
手動予約(予約管理 > チェックインで作成) 既定のチェックイン設定のフォーム
iCal / Google カレンダー / サイトコントローラー連携 その連携ソースに設定されたフォーム
いずれも未設定 既定のチェックイン設定のフォーム(最終フォールバック)

表示タイミングの違い

チェックイン経路 フォームが出るタイミング 使用フォーム
予約サービス / Go アプリでセルフチェックイン 予約時(決済直前) プランに紐付けたフォーム
ホストのチェックインURL / キオスク(checkin-host) チェックイン時 既定のチェックイン設定のフォーム(または連携ソースのフォーム)

よくある誤解: 「あるプランでは予約時に、別のプランではチェックイン時にフォームが出る」のはバグではありません。プランにフォームを紐付けているかどうかの違いです。予約時とチェックイン時の両方で出したい場合は、各プランにフォームを紐付けてください。

詳細


ステップ6: チェックインURL・キオスクの用意

目的

作成したチェックイン設定を、ゲストが起動できる URL にします。フロントのQR、タブレットのキオスク、会員アプリの SpaceCard、Go ポータルなど、配布方法は複数あります。

前提

  • ステップ4でチェックイン設定を作成済み
  • Slug が設定済み(ステップ2)

主な配布方法

配布方法 説明
チェックインアプリURL checkin.unlockos.io/{slug} — フロントのQRやリンクで配布。ウォークイン受付の基本
キオスク(checkin-host) タブレットを受付に常設し、来店客が自分で操作
Go ポータル go.unlockos.io/{slug} — 予約・会員・チェックインをまとめて案内。「ウォークイン」タブからチェックインへ転送
会員アプリの SpaceCard 会員は会員アプリのホームからチェックイン(メンバーシップ設定時)
チェックインID(ic-xxxxxxxx Unlock Lab でのURL生成、API連携、埋め込みスニペットで使用

手順

  1. チェックインリスト の該当設定でリンクアイコンからチェックインURLをコピー
  2. 必要なら Unlock Lab でカスタムURL・埋め込みスニペットを生成
  3. QRコード・リンクを受付・自社サイト・Go ポータルに掲載

確認

  • コピーしたチェックインURLをブラウザで開くとチェックインフローが起動する

詳細


ステップ7: 連携予約のフォーム設定(任意)

目的

iCal(Airbnb 等)/ Google カレンダー / サイトコントローラー(PMS)から取り込んだ 連携予約 のゲストに、チェックイン時にフォームを表示させます。

連携予約を扱わない施設はスキップできます。

手順

  • チェックイン タブの チェックインURL セクションで、各連携ソース(iCal / Google カレンダー / サイトコントローラー)に対して 適用フォーム を個別に設定します。
  • 設定したフォームは、その経路のゲストがチェックインURL またはキオスクでチェックインする際に表示されます。

確認

  • 連携ソース別に適用フォームが選択・保存できる

詳細


ステップ8: テストチェックイン

目的

実際にゲストの立場でチェックインを1件通して、設定全体が正しく機能することを確認します。

前提

  • ステップ1〜4が完了
  • 任意でステップ5, 6, 7も

手順

  1. ステップ6でコピーしたチェックインURL(checkin.unlockos.io/{slug} またはキオスク)を新しいブラウザウィンドウ(できればシークレットモード)で開く
  2. プラン(またはプラングループから選択)と人数などを選択
  3. フォームがある場合は入力
  4. 支払いがある場合は Stripe の テストカード4242 4242 4242 4242 / 任意の将来日 / 任意のCVC)で決済
  5. チェックイン確定後、アクセスコード(鍵) が表示されることを確認(鍵を発行する設定の場合)
  6. 表示された QR / PIN / 解錠ボタンで入室できるか確認
  7. チェックイン履歴 に新しいエントリが現れることを確認

確認

項目 確認方法
チェックイン画面が正しく表示される チェックインURLを開く
(有料)決済が通る テストカードで決済完了
鍵が発行される アクセスコード画面(鍵を発行する設定のみ)
正しい部屋・ドアのロックになっている 発行された鍵とロック割当を比較
履歴にエントリが現れる チェックイン履歴
収容人数がカウントされる 混雑率表示(有効時)

テスト後にやること

  • テストのチェックインは必要に応じてチェックアウト
  • 本番運用の前に、配布するチェックインURL・キオスク・Go ポータルの導線を再確認
  • 本番モードに切り替える場合は Stripe連携を本番モードで再設定

セットアップ完了チェックリスト

すべてにチェックが付いたら本番運用開始です。

必須項目

  • KEYVOX連携が「接続済み」(鍵を発行する施設のみ)
  • Slug が設定済みで、checkin.unlockos.io/{slug} が発行されている
  • 各部屋にロックを割り当て済み(部屋単位で鍵を出す施設のみ)
  • プランを1つ以上作成
  • チェックイン設定を1つ以上作成し、チェックインID(ic-xxxxxxxx)が振られている
  • テストチェックインが成功し、鍵が発行された(鍵を発行する施設のみ)

任意項目

  • チェックインフォームを設定済み
  • キオスク(checkin-host)を用意済み
  • 連携予約(iCal / Google カレンダー / PMS)のフォームを設定済み
  • Go ポータル / 会員アプリ SpaceCard からの導線を確認済み

よくあるつまずき

Q: 鍵の表示タイプが全部グレーアウトして選べない

入口・出口ユニットを 両方とも未選択 にすると「鍵無しチェックイン」になり、鍵タイプは選べません。ユニットが選択されているか確認してください。

Q: 「解錠ボタン(リモート解錠)」だけ選べない

選択中のユニットに lock device(機器ID)が紐付いていません。アプリ連携 で該当ユニットに lock device を紐付けてから再度お試しください。

Q: 連携予約(Airbnb 等)のゲストに、チェックイン設定の入口ユニットの鍵が出ない

仕様通りです。連携予約には 予約に割り当てられた部屋の鍵 が発行されます。チェックイン設定の入口ユニットはウォークイン(当日)チェックイン専用です。

Q: 既定のチェックイン設定にフォームを設定したのに、予約サービスの予約者に表示されない

仕様通りです。予約サービスでセルフチェックインするゲストには、プランに紐付けたフォーム が予約時(決済直前)に表示されます。既定チェックイン設定のフォームはキオスク/チェックインURL経由のときに表示されます。両方で出したい場合は各プランにもフォームを紐付けてください。

Q: チェックイン設定を削除すると履歴も消える?

いいえ、過去のチェックイン履歴は保持されます。ただし削除した設定でのチェックインはできなくなります。

Q: 混雑率が実態と合わない

混雑率は チェックイン設定単位の合算 です。物理的に分かれた空間を1設定で束ねている場合は、空間ごとに別のチェックイン設定を作成してください。


サポート

このガイドの順に進めても解決しない場合は、 どのステップで 何が起きているか(エラーメッセージのスクリーンショットがあれば添付)を添えてサポートまでご連絡ください。


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