季節の営業時間 ヘルプ
概要
季節の営業時間では、「夏季だけ営業時間を延ばす」「お盆だけ24時間営業にする」 のように、期間によって営業時間を変えられます。特定日・シーズンで作成した日付区分に、その期間だけの営業時間を紐づける仕組みです。
季節の変わり目ごとに営業時間を手で書き換える必要がなくなり、戻し忘れ(冬なのに22時まで予約が取れてしまう)も防げます。
制度上のサマータイム(DST)とは別のものです。 ここで設定するのは「夏の間だけ営業時間を延ばす」という運用上の営業時間の変更です。時計そのものが進む制度上のサマータイム(UTCオフセットが変わるもの)は、基本設定のタイムゾーンが扱います。区分ごとの営業時間で時計をずらすことはできません。
この機能は施設ごとに段階的に有効化されます。 営業時間セクションに「特定日・シーズンの営業時間」が表示されない場合は、
ui_settings_date_tabフィーチャーフラグ(「特定日」タブと共通)が対象施設でOFFです。サポートに有効化をご依頼ください。
主な機能
- 特定日・シーズンの区分ごとに営業時間(開始・終了)を設定
- 区分ごとに「24時間営業」を指定(お盆だけ終日営業、など)
- 曜日ごとの個別設定よりも優先して適用
- 予約可能時間・チェックイン可否・自動チェックアウト時刻へ同時に反映
設定の手順
設定は2ステップです。
1. 特定日・シーズンで区分を作る
設定 → 「特定日」タブ → 「特定日・シーズン」 で、対象の期間の区分を作成します(例: 夏季延長、お盆)。
区分の定義(キー・表示名・優先度・期間)を入力する場所は1か所だけです。 営業時間のために別の期間を作る必要はありません。料金で使っている区分をそのまま共有します。区分と期間の作り方は 特定日・シーズン を参照してください。
2. 営業時間セクションで区分ごとの時間帯を入れる
同じタブの 「営業時間」セクションの中にある「特定日・シーズンの営業時間」 に、作成済みの区分が一覧で表示されます。区分ごとに次を設定してください。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| この区分に別の営業時間を設定する | ONにすると、その区分専用の営業時間が有効になります。OFFのままなら通常の曜日設定が使われます |
| 時間帯を指定 / 24時間営業 | どちらか一方を選びます。「時間帯を指定」なら下の開店・閉店を使い、「24時間営業」ならその区分に該当する日は終日営業になります(時刻の入力は不要) |
| 開店 | その区分に該当する日の開店時刻 |
| 閉店 | その区分に該当する日の閉店時刻(翌日にまたがる時刻も指定できます。例: 02:00) |
開店と閉店は必ず両方入力してください。 片方だけの状態では保存されず、警告が表示されて前回保存した時間が残ります。万一片方だけの状態になった場合も、その区分は未設定として扱われ、その日は通常の曜日設定が使われます(開店だけ新しく、閉店は前の設定のまま、といった中途半端な適用は起きません)。
区分がまだ1つも作成されていない場合は、その旨のメッセージが表示されます。先に手順1で区分を作成してください。
保存
⚠️ 「特定日・シーズン」セクションとは保存ボタンが別です。
区分ごとの営業時間は営業時間の一部なので、営業時間セクションの保存ボタン(=施設基本設定ページの「保存」)で、曜日ごとの営業時間といっしょに保存されます。このセクション専用の保存ボタンはありません。
| 保存したいもの | 押すボタン |
|---|---|
| 区分の定義・期間 | 特定日・シーズンセクション内の「区分を保存」「期間を保存」(セクション独自のボタン) |
| 区分ごとの営業時間 | 営業時間セクションの保存ボタン(曜日ごとの営業時間と同じボタン) |
隣り合う2つのセクションで保存の単位が違うため、**区分を新しく作った直後は、まず「区分を保存」**してから営業時間を入力し、最後にページの「保存」を押してください。
適用の優先順位
1つの日付に複数の設定が当てはまる場合、次の順で上にあるものが勝ちます。
| 優先順位 | 設定 |
|---|---|
| 1(最優先) | 区分の営業時間(特定日・シーズン) |
| 2 | 曜日ごとの個別設定(「個別の曜日設定」で有効にしたもの) |
| 3 | 平日 / 週末のデフォルト営業時間 |
| 4 | 24時間営業(上のいずれも設定されていない場合のフォールバック) |
⚠️ 区分の営業時間を設定すると、その日は曜日ごとの個別設定より優先されます。 例: 「火曜だけ8:00-20:00」という個別設定がある施設で、夏季区分に7:00-22:00を設定した場合、夏季の火曜は7:00-22:00になります(8:00-20:00は使われません)。
- 期間の重なる区分は保存できなくなったため、各日付はちょうど1つの区分に属し、営業時間も一意に決まります。既に存在する重なり(このルール導入前に保存されたもの)に限り、優先度の数値が大きい区分が勝ちます(料金と同じルール)。詳しくは 特定日・シーズン を参照してください
- 祝日営業時間の設定は従来どおりです。ただし区分に該当する日は、祝日であっても区分の営業時間が使われます
- 区分の営業時間を入れていない日は、これまでとまったく同じ動作です
営業時間が影響する範囲
営業時間は次の4つを同時に動かします。区分ごとの営業時間もすべてに反映されます。
| 影響する場所 | 変わること |
|---|---|
| 予約可能時間(予約グリッド) | ゲストが選べる時間帯が、その日の区分の営業時間になります |
| 営業時間外チェックインの可否 | 営業時間外ポリシーが「拒否」の施設で、延長した時間帯のチェックインが通るようになります |
| 自動チェックアウト時刻 | 閉店時刻で自動チェックアウトするプランが、区分の閉店時刻を使います |
| 料金の日跨ぎ判定 | 閉店時刻をまたぐ利用の料金計算に反映されます |
既に入っている予約への影響
すでにチェックインが済んでいる予約の自動チェックアウト時刻は動きません。
自動チェックアウト時刻はチェックインした時点で確定して保存されます。その後に営業時間を変更しても、滞在中のお客様が予定より早く(または遅く)自動チェックアウトされることはありません。
| 予約の状態 | 営業時間を変更したとき |
|---|---|
| チェックイン済み | 自動チェックアウト時刻は変わりません(チェックイン時点で確定済み) |
| チェックイン前 | その予約のチェックイン時に、新しい営業時間で確定します |
| 予約可能時間の表示 | 保存した時点以降、新しい営業時間で表示されます |
シーズン直前に営業時間を変更した場合、これから来館するお客様には新しい時間が適用され、いま滞在中のお客様だけが守られる、という動きになります。
この機能でできないこと
1. 24時間営業をオンにしている施設では使えません
施設全体で「24時間営業」をONにしている場合、区分ごとの営業時間は設定できません。セクションは表示されますが、入力はすべて無効化され、その旨のメッセージが表示されます。
特定の期間だけ24時間営業にしたい場合は、施設の「24時間営業」はOFFのままにして、その区分で「24時間営業」を選択してください。
2. 制度上のサマータイム(DST)には対応しません
区分ごとの営業時間で変えられるのは営業する時刻だけです。UTCオフセットが変わる制度上のサマータイムは基本設定のタイムゾーンが扱います(概要の注記を参照)。
3. 区分ごとに「営業時間外ポリシー」は変えられません
営業時間外のチェックインを許可するかどうかは施設で1つの設定です。区分ごとに許可・拒否を切り替えることはできません。
4. プランごとに違う区分の営業時間は設定できません
区分の営業時間は施設の設定です。プランごとに別の季節営業時間を持たせることはできません。
よくある質問
Q: 営業時間セクションに区分の入力欄が出ません
A: 次の3つを確認してください。1つ目は、特定日・シーズン で区分が1つ以上作成・保存されているか(区分がなければ「まだ登録されていません」と表示されます)。2つ目は、施設全体の「24時間営業」がONになっていないか(ONだと入力が無効化されます)。3つ目は、ui_settings_date_tab フィーチャーフラグ(「特定日」タブと共通)が対象施設でONかです。OFFの場合はサポートに有効化をご依頼ください。
Q: この画面から新しい区分を作れますか?
A: できません。営業時間セクションは既にある区分に営業時間を割り当てるだけです。区分そのものは 特定日・シーズン で作成します(定義が2か所に分かれないようにするためです)。
Q: 区分を作ったのに営業時間の入力欄に出てきません
A: 区分の保存が完了しているか確認してください。区分は「区分を保存」で保存する必要があり、営業時間セクションは保存済みの区分を読み込みます。保存後にページを開き直してください。
Q: 設定した区分の営業時間をやめたい
A: その区分の「この区分に別の営業時間を設定する」をOFFにして保存してください。設定が削除され、その区分の日は通常の曜日設定に戻ります。
Q: 営業時間を入力したのに反映されません
A: 保存ボタンが別です。区分ごとの営業時間は「営業時間セクションの保存ボタン」で保存します。特定日・シーズンセクションの「区分を保存」「期間を保存」では保存されません。
Q: 夏季の火曜だけ、曜日の個別設定を使いたい
A: できません。区分に該当する日は区分の営業時間が優先されます。曜日で分けたい場合は、その曜日だけを除外日にするか、区分の期間を分けて登録してください。
Q: 閉店を翌日2:00にできますか?
A: できます。終了時刻に 02:00 のように開始より前の時刻を入れると、翌日の2:00として扱われます。
Q: 営業時間を変更したら、いま滞在しているお客様は途中で締め出されますか?
A: いいえ。チェックイン済みの予約の自動チェックアウト時刻はチェックイン時点で確定しているため、変更の影響を受けません。
Q: シーズンが終わったら元に戻す作業は必要ですか?
A: 不要です。区分の期間を外れた日は自動的に通常の曜日設定に戻ります。毎年繰り返す期間として登録しておけば、翌年も自動で適用されます。
Q: 区分を削除したら営業時間はどうなりますか?
A: その区分は以後どの日にも該当しなくなり、通常の曜日設定が使われます。入力した営業時間の値は残りますが、判定では無視されます。その区分がどの料金プランでも使われておらず、シーズン営業時間だけが設定されている場合、削除の確認メッセージにもその旨(この区分の営業時間が失われる)が表示されます。詳しくは 特定日・シーズン の「区分・期間の削除」を参照してください。
関連ページ
- 特定日・シーズン - 区分と期間の作り方(区分の定義はここ1か所)
- 基本設定 - 営業時間・タイムゾーン・営業時間外ポリシー
- チェックイン設定 - 営業時間外ポリシーの適用先
- 料金プラン設定 - 区分ごとの料金
最終更新: 2026-08-14 - 新規作成。特定日・シーズンの区分ごとに営業時間を設定できるようになりました (#2472)